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感想評価)ニコラスケイジ怪演!ケイジVSカルト集団…マンディ 地獄のロードウォリアー(感想、結末、裏話)

 

    

ニコラスケイジ怪演!ケイジVSカルト集団…マンディ 地獄のロードウォリアー(感想、結末、裏話)

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

 

 

 

キャスト

 

レッド・ミラー      

ニコラス・ケイジ

 

マンディ・ブルーム  

アンドレア・ライズボロー     

 

ジュレマイア・サンド     

…ライナス・ローチ

 

あらすじ~

 妻マンディとレッドは山奥の田舎でひっそりと暮らしていた。

そんな中、妻マンディは、家に帰宅途中ある車の男性と目があい、見つめあう。

その男性…ジュレマイア・サンドは、カルト集団の司教で、目が合ったマンディの事を生贄にしてほしいと勘違いし、下部にマンディをさらってくるように指示していく。

マンディが店で働いている最中、やたらと自分の事を聞いてくる客がおり、少し不審がりながらしゃべっていた。

その後、カルト集団は、あるバイク集団を使い、妻マンディと夫レッドを捕らえ、夫の前で焼き殺すのであった…

 

 


 

 個人的評価…6.5/10

 

 

      

     

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

一文感想 ↓

ニコラスケイジの怪演が光り、独特な雰囲気を醸し出す復讐劇。

 観ている最中、結構困惑しながら観ていた。

最初は、夫婦の平和な生活をひたすら映し出しているのだが、音響、回りの雰囲気がスプラッター系やホラー系の映画にありがちでかつ1980年代の懐かしい雰囲気を醸し出しているのだ。

 

かなり不気味だった…

 

そこから、怒涛の急展開…ポスターにも書いている通り、妻マンディはカルト集団に殺され、復讐するというストーリーだが、ケイジことレッドが次第におかしくなっていく様がかなり印象的。

顔の表情が狂気な表情へと変貌していく様は、観ていて不気味ではあるが、復讐劇という観点からみるとここからテンションが上がってしまう。

 

自分はこんな感じで受け入れられたが、人によっては内容が意味が分からない、世界観が苦手など人による作品…賛否両論がある作品です。

 

 

 

ちょっと頭のネジがぶっ飛んだ映画を観たい方、復讐系のグロ映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓     

     

 

     

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

映像ドラック映画が似合う映画

 この映画は、ドラックが大きく絡んでいる部分がある。

気味の悪い悪夢のような幻覚映像のような雰囲気を醸し出している。

何か不安になるような演出が数多く出されて、カルト教団の室内の雰囲気だったり、儀式?を行う場所の雰囲気などかなり不思議で…悪く言えばイッちゃってる雰囲気だ。

 

特に謎の悪魔みたいなものが召喚されてからの絡みはかなりヤバい感じだ。

 

 

 

 

 

 

 

        

     

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

音楽と雰囲気の作り方が素晴らしい

 

 まず音楽のチョイス…

スプラッター系に使われそうな音楽を使用して、この映画の雰囲気にぴったりだ。

音楽なしで映像だけみせられても、ここまでホラーチックもしくは不安にさせる演出は作れなかっただろう。

音楽の重要性を再認識しましたね。

 

雰囲気作りは、上の音楽とニコラスケイジを筆頭にどこか無気力でいて憑りつかれているようなカルト集団の演技、特にマンディの雰囲気がかなりこの映画の雰囲気にマッチしている。

マンディのあの不安をあおるような演技…いや、もうあれは雰囲気がこの映画にかなりいい味出している。

悪夢を観そうだなと個人的に思う程だ!

 

 

 

 

 

 

    

     

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

ニコラスケイジ怪演?いや、覚醒!?

 前半は、どこにでもいそうな夫で、妻を愛しているなぁという雰囲気があるが、なぜか夫婦で無言で見つめあっている描写が多い気がする。

多いのかかなり印象的になっていて、多く感じているかもしれない。

 

ニコラスケイジの見せ場は、後半からだ。

妻が焼き殺されている瞬間から徐々に覚醒し始めている!

どんどん頭のネジが吹っ飛ぶような猟奇的な人へと変貌していく演技は、かなり凄い!

 

流石だなと言わざるを得ない程!!

 

そうして、一気にネジがぶっ飛んだのは、謎の灰色のヤバい薬を舐めてからだ。

目がイッちゃっている笑

 

てか、あんなコンクリートの原液みたいな感じの液体をよく舐めようと思ったなwwと個人的に思う笑

 

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覚醒最終形態のレッドことニコラス・ケイジ

映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

 

 

 

 

 余談、裏話…

         

 

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

 コスマトス監督が参考にした2作品は、アルバート・ピュン/マジック・クエスト魔界の剣
ルチオ・フルチ/SFコンクエスト魔界の制圧という作品だ。

 

ライナス・ローチことカルト集団の教祖の父は、実際にカルト教団の教祖だったらしいんです。

 

冒頭の詩は、無名の死刑囚の言葉から頂いたのだとか…

 

コマンドーの黒人の兵士、プレデターシュワルツェネッガーと一緒にいた黒人の兵士役のビルデュークさんも出演している!

 

 今回の音楽担当のヨハン・ヨハンソンは、メッセージや博士と彼女のセオリーなど様々な作品計60本もの作品の楽曲提供をしている人。

ですが、このマンディ地獄のロードウォリアーを最後に急逝してしまい、これが最後のスコアとなってしまった…

 

 

 

 

 

 

 

 

結末~

 

 

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved 

悪魔の正体は、特製ドラックでイかれたバイク野郎たちだった!

ある売人がバイク野郎たちに特製のかなりぶっ飛んだドラックを摂取したため、あのような悪魔みたいな感じになってしまった。

摂取すると痛みを感じないのか斬られても平気な感じをだしている。

レッドがそいつらの根城に殴り込んだ時、台所にあった灰色のドロっとした液体を摂取し覚醒したことから、恐らくそれが特製のドラックだったのだろう。

その後、怒涛の殺戮を開始するレッドなのです… 

 

 

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映画.comマンディ 地獄のロードウォリアーの作品情報より引用

(C)2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved 

カルト集団と悪魔(特製ドラックを摂取した薬中)を殺戮し、どこかへ消える。

悪魔たちを高いところから落としたし、切りつけたり、殴り殺したりなどして殺して、カルト集団は特製の斧の柄で刺し殺したり、チェーンソーで殺したり(鎖で引っ張って、倒してた反動でチェーンソーに刺さり死ぬ)…

老婆に関しては、首を切り落としていた。

教祖に至っては、両手をこめかみで挟み潰したのち、燃やしていた。

最後はニコラスケイジ満面の笑みで、幻覚の妻マンディとともに車で走り去る…

その周りの景色は、月となにかデカい他の星が複数ある地球とは思えない地獄なのではないかと思える景色が広がっていた…