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感想評価)32のルールを順守せよ!ゾンビコメディ…ゾンビランド(感想、結末、裏話)

 

    

32のルールを順守せよ!ゾンビコメディ…ゾンビランド(感想、結末、裏話)

 

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

 

 

 

キャスト

 

タラハシー

ウディ・ハレルソン 

 

コロンバス

ジェシー・アイゼンバーグ

 

リトルロック

アビゲイル・ブレスリン

 

ウィチタ

エマ・ストーン

 

コロンバスの隣人(406号))

アンバー・ハード

 

ビル・マーレイ(本人役)

 

あらすじ~

 謎の新型ウイルスに感染した者がゾンビと化し、そのウイルスは爆発感染を引き起こし、猛烈な勢いで全世界へと広まっていった。

それから数か月、地球上は人食いゾンビで埋め尽くされ、人類はほぼ絶滅状態となった。

アメリカに住む人間の大半もこのウイルスに感染し、アメリカはまさに「ゾンビランド」となっていた。

大学生のコロンバスは、テキサス州ガーランドでも数少ない生き残りの1人だった。

臆病で胃腸が弱く、引きこもりで友達もいないネットゲームおたくの彼は「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」を作り、それを慎重に実践して生き延びてきた。

彼は両親の住むオハイオ州コロンバスへと向かう旅の途中、屈強な腕力と抜群の射撃テクニックでゾンビ地獄を生き延びてきたワイルドな男タラハシーと出会い、彼の車に同乗させてもらうことになるのであった…

 

解説

人の悩みを聞いてあげる為に大きいウッディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ主演のホラーコメディ。共演にアビゲイル・ブレスリンビル・マーレイ

 

映画.comのゾンビランド作品紹介、解説欄より引用


 

ストーリー…8/10

キャスト…7/10

アクション迫力度…3/6 

ドキドキ度…2/6 

 

 個人的評価…7/10

 

 

      

     

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

一文感想 ↓

32のルールを順守するヘタレ主人公の爽快ゾンビコメディ!

32のルールを守れは、絶対安心というどこか神経質な面を持ち合わせた主人公のコロンバス。

魅力的な部分は、大きく3つある。

今までのゾンビ映画とはいない…ヘタレで神経質主人公が今作の魅力の一つだろう。

ゾンビ映画と言えば、どこか正義感に溢れて、危険を顧みずみんなを救おうとするが、結局誰かを失ってしまうという矛盾で、どこか腹が立つ感じの主人公が多い。

だが、今回は違う!

ヘタレだ!
ヘタレなのだから、そんな危険をワザワザ冒さずに安全を第一優先にするというどこか感情移入できる感じの主人公が魅力なのだ!

 

 

他にも…

全く怖くない!笑えるゾンビコメディ映画という点だ!

ゾンビは出てきているし、襲ってくるが慎重かつヘタレなので、わざわざ危険を冒さない。

しかも、タラレバーというゾンビ狩りのスペシャリストがいて、ちょっと変わった性格の持ち主にウィンタと妹?のリトルロックの魔性っぷりの女性と個性豊かなキャラクター達が織り成すコメディ調の絡みは、とても面白い!

 

 

 選曲にタラハシーといい、どれもこれもカッコいい!

冒頭の選曲が異常にカッコいい。

あれ?コメディ要素あるんだよね?なんか冒頭の音楽にムービーにかっこよくね!?って素直に思ってしまった。

タラレバーも異常にゾンビを憎んでて、頼りになる。

ゾンビを狩っているときのタラレバーは、素直にカッコいいと思ってしまった。

 

3つの事からゾンビコメディ映画としての完成度は、結構高いんじゃないかと感じましたね。

 

 

面白いゾンビコメディ映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

 

他の人のレビューだと…

 ゾンビコメディ映画で、ゾンビ系なのに怖くないという意見や青春も入っている、どこか明るいゾンビ映画というレビューが多かったです。

そして今作には、ビルマーレイが出てきていることにびっくりしている人が多い印象でしたね。

ビルマーレイといえば、ゴーストバスターズシリーズのピーター博士やロストイントランスレーションなど様々な映画に出演していますね。

 

個人的には、ゾンビ映画なのに怖くなかったり、青春が入っている事や明るい印象があるという事に同意見ですね。

結構ゾンビ映画としては高評価な印象も頷けました。

ビルマーレイ本人が出てきたという点は、正直初めて見た時は、自分もびっくりしましたね笑

しかも本人役で出てくるとは思ってもいませんでした笑

やはり、怖くないという印象を受けたのは、人間の出演が殆どいないという点でしょうね。

その分ゾンビに食われる対象がいないですしね。

 

 

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓               

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

今までのゾンビ映画にはいないヘタレ神経質主人公

 コロンバスという主人公は、32のルールを自分で作って、それを守ってゾンビ世界を生き抜いています。

しかもヘタレで神経質といった今までのゾンビ映画の主人公とは真逆なんですよね笑

真面目で正義感が強く、他の人を危険に晒しちゃう…それでいてどこか頼りになる感じの主人公が多かったりしますが、今作は真逆というのも面白い笑

 

 

因みに下記が32のルールとなります。

32のルール

ルール1、有酸素運動
ルール2、二度撃ちして止めを刺せ
ルール3、トイレに用心
ルール4、シートベルトをしろ
ルール5、ゾンビを発見したらまず逃げろ
ルール6、フライパンでぶっ叩け
ルール7、旅行は身軽であれ
ルール8、クソったれな相棒を見つけろ
ルール9、家族・友人でも容赦しない
ルール10、素早く振り向け
ルール11、静かに行動すべし
ルール12、バウンティ・ペーパータオルは必需品
ルール13、異性の誘惑には注意
ルール14、ショッピングモールは補給基地
ルール15、ボウリングの球をぶん投げろ
ルール16、人の集まる場所は避けろ
ルール17、英雄になるな
ルール18、準備体操を怠るな
ルール19、葬儀・埋葬の必要はない
ルール20、人を見たらゾンビと思え
ルール21、ストリップクラブは避けろ
ルール22、逃げ道を確保しろ
ルール23、金品よりも食料確保
ルール24、生き残るためには犯罪も
ルール25、火の用心
ルール26、肌の露出は最小限に
ルール27、就寝前には安全確認
ルール28、食事と風呂は短時間で
ルール29、二人組で行動しろ
ルール30、予備の武器を持て
ルール31、後部座席を確認しろ
ルール32、小さいことを楽しめ

 

 

実は、この32のルール…自分の経験だったり、誰かがやられているところを観察して作った感じみたいですね。

うん、ヘタレな主人公らしいです笑

 

 

        

     

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

全く怖くない!?笑えるゾンビコメディ映画

 ゾンビコメディ映画は、どれも怖いというのがないんですよね。

コメディなんで、怖さとは真逆といっていいもの。

今作もゾンビコメディということで、どこか爽快感もありながら、ゾンビが蔓延って絶望的な状況なのに楽しそう。

みんなでゲームしたり、恋にうつつを抜かしたりします。

突然の自分語りというフラグも綺麗にへし折ってくれる爽快さ!!

ゾンビ映画だからって、「怖い」とか「グロい」という人によっては受け付けない要素を緩和させてくれるのがゾンビコメディなんです。

 

この映画は、その要素を上手く取り入れ、広い層に受け入れることができのたのが興行収入的に成功した要因でしょうね。

あ、そうそう、この映画興行収入的に成功しているんですよね。

アメリカでも結構な高評価で、なかなかない傑作!なんて言われているくらいの作品なんですよね。

 

ゾンビ映画は、面白い作品が極めて少ない印象を受ける中で、この映画は自信を持って、ゾンビコメディ映画として面白いですよといえる作品ですね。

 

 

    

     

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

選曲…タラレバーなど色々カッコいい!

 最初のOP曲がなんの曲かが分からないが、とてもカッコいい。

タラレバーのゾンビを狩る姿が何故かカッコいい。

うん、色々カッコいいんですよね。

なんと、ヘタレな主人公もちょっとはカッコいいところが見られるんです。

 

ちなみにこの映画のヒロイン役のエマストーンさんなんですが、まぁ美人で観ていて私個人としてはとても眼福でした。

それでいて、どこか魔性の女っていう雰囲気?を醸し出してたのも良いですね笑

※これは、自分の勝手なイメージかもしれませんが、自分はそんな風に感じました笑

 

と、カッコいいだけではないよ!と言いたかったのです!

 

 

 

 

 余談、裏話…

         

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

 クエンティン・タランティーノは本作を2009年のベスト5位としたそうです。

  

 

 

 

 

ネタバレ感想

下記の[表示]内に隠しております。

 

 

 タラハシーが終盤ゾンビを一手に引き受けるのカッコよき

 終盤大量のゾンビをひきつけるため、タラハシーが大量のゾンビを相手にする。

銃をぶっぱなし殺しまくる様めっちゃカッコいい。

大体のゾンビ映画だったら、ゾンビに一太刀浴びせてゾンビに食われているんですが…

これは、コメディ映画。

ちゃんと生きてて、よくやったな的な笑みをしたのは、ニヤついてしまいます。

あと、トゥーギー食えたの良かったなと心からおもってしまった。

 


 

結末~

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映画.comゾンビランドの作品情報より引用

 (C) 2009 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

遊園地にてウィチタとリトルロックがゾンビに囲まれ大ピンチに!そこえコロンバスが颯爽と助け出す!!

タラハシーとコロンバスは、家に置いてかれてしまっており、ウィチタとリトルロックは遊園地に行っていた。

夜になるころ、遊園地に着き、電源を入れて遊園地で遊んでいるのだが、そんな煌々と光り輝き、ドでかい音を立てれば、周囲のゾンビを呼び寄せているようなもの。

ゾンビは、遊園地になだれ込み、ウィチタ達は上下に動く絶叫マシンに追い詰められ、絶体絶命になっていた。

 

そのころ、コロンバス達はタラレバーがメキシコに行きたいといいだし、揉めてしまい、コロンバス一人ウィチタ達を迎えに行くといい、バイクで行こうとするが、速攻コケる。

見かねたタラハシーが車で一緒に行ってあげることに。

そして、遊園地についたところ、遠くでコロンバスたちの車を発見し、突っ込むが、湖に沈んでいた。

落ち込むコロンバスだが、絶叫マシンに追い詰められているウィチタ達を発見したのだ。

 

タラハシーが大きな音を出し、ゾンビを大半は引き寄せたが、少量のゾンビがコロンバスによって来てしまった。

そのゾンビたちを倒しながら、進みウィチタが目の前と言うときに苦手なピエロゾンビが登場。

ビビるコロンバスだが、ここは愛するウィチタの為、 ルール17のヒーローになるなを破り、ヒーローになることを決意。

無事、ピエロゾンビを倒し、ウィチタ達を助けたのだった。

タラハシーは、大量のゾンビを全て倒している。

 

無事生還したコロンバス達は、タラハシーが追い求めるトゥインキーというお菓子があるのではと探していたが、無く、物音にびっくりして撃った銃の玉により箱に入っていたトゥインキーがダメになってしまった。

落ち込むタラハシーだが、そこに車で逃げようと見せかけていたウィチタ達が最後の1個のトゥインキーをタラレバーに上げて、嬉しそうにほおばるのであった…